goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(偽葬家の一族)木古おうみ

60代からのさじ加減ブログ

★偽葬家の一族


ホラー小説ですが、家族をテーマに描かれてます



子供の頃、母と兄と三人で入水した恭二



後から、母が怪異から、二人の子供を助けるための命がけだった行動だと判明



恭二は生き延びたが、大人になり、生活が苦しくなり、怪しいバイトに手を出した



怪異により、山に生き埋めにされたところ、間一髪助けられます



助けられた恭二は、霊柩車に乗せられ、異様な喪服集団のもとに



彼らは、正体不明の怪異を弔う偽家族

恭二は、最初逃げ出そうとしていたが、



ある才能を認められ、生き延びるため、偽家族=偽葬屋の次男として、怪異と向き合います



偽家族は、怪異に人生を踏みにじられ、怪異に対抗する志を持った人間達だ

霊媒師も中にはいますが、、



一方、「偽葬屋」は古くは朝廷や幕府ともつながっていたと



古来、死者を弔う儀式として



タマフリは、生死の境にいる魂を身体に戻す



タマシズメは、死んだ者が邪霊にならないよう鎮魂を祈る



昔は今と違い、確実に死んでいることを確かめる術がなく、モガリという期間を置いて、遺体を喪屋に安置、遺族が見守る儀式があった



今はそういう期間がなくてもわかるようになり、タマシズメという葬式がほとんどだ



古来の葬送には、古事記によるとそれぞれ役目がある



☆掃持ははきもちは、清める者


☆碓女うすめは、霊膳を作る


☆哭女なきめは、哀悼を告げる


☆モノ者ものまさは、死者に代わり、霊膳を召す


☆造綿者わたつくりは、衣を着せる


☆宍人者ししひとは、供物を捧げる



お読み頂きありがとうございます

素敵な一日をお過ごしください