読了(できたてごはんを君に)行成薫
★できたてごはんを君に

舞台は、東京から新幹線と在来線を乗り継いで3時間の地方都市
個人飲食店に関わる連作集4編
この4編の幕間にフードデリバリーのアルバイトをする実里の体験を盛り込むという仕立て
実里は、両親が共働きだったため、ひとりで簡単な食事をすませるのが習慣だった
そんな彼女が、アルバイトで食のイメージを変えていく
4編の内容は職業小説・家族小説としても楽しめました
商品開発・キッチンカーやカフェ等の店舗形態・後継者問題・アレルギーの問題・生き方の選択・親子関係など
詰め込んでいるのに違和感がないのは、作者が上手いからかな
●主人公はとんかつ屋の名店、梅家の笑子、夫の死後、三十年店を切り盛りしてきた
名物はオムライスのようなカツ丼 このカツ丼が生まれた経緯を語る
●キッチンカーでロコモコを売りながら、カフェを新規開店する井上
新しいメニューの開発(スパイスカレー)の考案に没頭する
一方妻は育児に追われ孤独を募らせていた
●ラーメン屋のマスターが急逝し、店の愛好家仲間から、跡継ぎにと言われた西山すみれ
味の再現が難しい中、助けを求めた男の指導を通したすみれの奮闘を描く
●実家がパン屋の照星
少女の小麦アレルギーがきっかけで、米粉パン屋の独立を決心 その奮闘を描く
4編には、それぞれ、カラッとした明るさ・天然?を持つ人物達が登場、いいスパイスになっています
★大リーグオールスターはショー的にも面白かった
★大相撲名古屋場所、毎日楽しみ
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごしください
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