読了(親ガチャという病)6名による共著
★親ガチャという病

親ガチャ、生まれてくる子供たちは親を選ぶことができない、親により人生が左右される、、
「ガチャ」に自ら運命を自虐、諦めが漂う 他にも注目を集めている流行語がまとめられた一冊
●親ガチャという病(土井隆義・社会学者)
生きづらさからか、固定化された自己像=親ガチャ
(親からの虐待などのぼかし表現、相手に心理的負担かけない)による自分の立ち位置は見方により安定したアイデンティティになる
しかし人間関係が狭く固く閉じきっていると、その他の貴重な人達に出会うことが難しい
緩やかに開かれた関係を築くために我々は出会いの場(居場所)の仕組み作りが大切
●無敵の人という病(和田秀樹・精神科医)
昨今の無差別殺人の犯人(他人を巻き込む間接的な自殺)は、ネットでは無敵な人と呼ばれている
日本では350万人〜400万人のうつ病患者がいて、自殺未遂をする人が約一割らしい
そのスイッチをなるべく押さないようにするには、マスコミが、正義の味方ヅラして報道しないことだ
うつ病の人は本当に悪い時は自殺する元気もないが、SSRIなどの薬で治りかけの時、マスコミ報道が引き金になる
正義の暴走を是とする日本人気質、一定のすり込み教育がものを考えない人間を作る
正義や常識は相対的なもの、不完全だ
だから「人生は実験だ」と考える
●キャンセルカルチャーという病(森達也・映画監督)
当人(国)が過去起こしてしまった問題に対し、糾弾し表舞台から退場させること
東京五輪・パラリンピックの音楽家や調整役が、過去(ネットで問題視)のことで、辞任に追い込まれる
ネットでは被害者への過度な感情移入がもたらし思考停止状態に
表現者はこのような状態を覚悟し仕事をする
対策は、匿名率を70%から30%に(実名にして被害を少なく)
●ツイフェミという病(室井佑月・作家)
フェミニズムとは、性差別をなくし、性差別による不当な扱いや不利益を解消しようとする思想や運動のこと
ツイフェミは、ネット上でフェミニズムに関する活動を展開する人、過激
室井氏はツイフェミの人達との議論の展開に違和感を示した
●正義バカという病(池田清彦・生物学者)
他人の挙動に過剰に反応、許せないに似た正義バカ、制裁を加えることで、脳の快楽物質が分泌される
正義を振りかざすのは国力低下しているから、他人を攻撃し、元気を出す
今は利権もからみ、政治家(企業も)は短期的な政策ばかりだ
対策は肯定ファーストで耳をかたむける教育など
●ルッキズムという病(香山リカ・精神科医)
ひとつは、マスクがはずせない、素顔が出せない自粛ブーム
ひとつは、ネットのキレイ・カワイイの盛られた?表現ブーム
これにより、うかつな事を呟くと叩かれる不安感、しかし「誰一人傷つけないものなんてない」確かに配慮、配慮で疲れてしまう
対策は、ナルシズム、自分を好きになること、楽しくやろうぜ(日本ハムファイターズの新庄監督)
●反出世主義という病(中島義道・哲学者)
変人哲学者中島先生
人生は虚しい、生まれてこなければ良かったと悩むのも先進国に生きる人間の特権だ
悩むことが大衆化した結果、苦しさが蔓延している
大衆向けにかなり抑え気味に持論を展開
父と息子の関係も赤裸々に語りながら、ニーチェの「あなたにしか、たどれない道がある いくつ失敗しても」
あなたを普通でない存在にしてくれる一つだけの道だと〜
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