読了(読みの整理学)外山滋比古
★読みの整理学

アルファ読み(既知)とベーター読み(未知)を外山先生が整理
例としてモモタロウ解釈
アルファ読みは、文章そのままの解釈
ベーター読みは、おばあさんが川でひろう流れてくるモモは若い女性=地方近隣のモモは虚弱児(近親結婚)につながるので、遠い地域からモモをもらうと強い子が生まれるの解釈
●わかることは読める(アルファ読み)=週刊誌的が、わからないことは読めない(ベーター読み)
未知のものを読んでわかってこそ、読む甲斐がある
●ア・ローリング・ストーン・ギャザー・ノー・モス
イギリスでは、(ころがる石にはコケはつかない)=たえず商売替えしたり、引越ばかりは金がたまらない、腰を落ち着けよ
アメリカでは、ころがる石には妙なコケはつかない、優秀な人は絶えず変化
●イギリスのバーンスタイン言語学者、
RC(限定)用法とEC(精密)用法分類
イギリスの階級社会ではEC用法に幼少からふれている
●ユリーカ、われ発見せり
ベーター読みはその発見をめざすもの
●明治の漢学者は洋学に抵抗なく移った 英学者は漢籍の知識を豊かに持っていた
●アルファ読みは、何事も読んだら即座にわかること でも成長はない
●素読はわからないとわかっているのがベーター読みの原動力、繰り返し読むで理解
●イギリス、ペンギン・ブック、装丁がキレイ→商業的
●未知を読めば、究極は宗教に達しないではいられない
●既知の知識では未知の理解には時を要する
江戸城を築いた太田道灌、禅僧から教えを受け、時間をかけ理解
●天才の作品はアルファ読みには理解できない、時がたつにつれて理解される
●ヘミングウェイは作品をすぐ世に出さず、金庫にしまい、時間を経て推敲、世に出す
●ガリバー旅行記は、腐敗した政治家の物語だったが、子供が読むに変化→読者が古典を作る
●読者は、作者とは別な意味において創造的、ベーター読みは作品に新しい意味を加え、生まれ変わらせる
読者はただ受動的ではない
お読み頂きありがとうございます
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