読了(ペルソナ 脳に潜む闇)中野信子
★ペルソナ 脳に潜む闇

自叙伝的な作品
わたしのペルソナ(他者に対峙するときに現れる自己の外的側面)は、わたしがそう演じている役である
他者が、わたしだと思っているものは、わたしではない
一時的に、そういう側面を見て取ってもらっているだけのことである と
人間関係が苦手だった作者が「脳」に興味を持つようになった
親との葛藤、少女時代の孤独、男社会の壁なども書かれてます
●脳は一貫していることの方がおかしい わざわざ一貫させようとして、外野が口を出したり、内省的に自分を批判したりもする
一貫させるのは、コミュニティから受けとることのできる恩恵を最大化するためという目的からにすぎない
私たちは、複数の側面を内包しながら、これらを使い分けて生きている
私たちの世代は、これを自覚的にできる人が旧世代よりも増えただろう
●時間は、ただの時の流れではなくて寿命の一部 そう思うと自分の有限でしかない時間を大切にしたいことに注ぎたい
●自分を大切にしないものや人には、自分の時間を惜しみなく注ぐ気になど到底なれない
●身につけた知識や生きている誰かその人自身が何かの役に立たなくてもいい
● 「勝ち組負け組」や「働かざる者食うべからず」は、稼いでいなければ生きている価値がないとでもいうような野蛮で貧しい響きがある
●勝ち負けは、自分との戦い
●学ぶことで損することはない
●無駄を肯定したい
●コミニケーション能力の低い作者は、明石家さんま、マツコ・デラックスが参考になった
●言いたいこと、攻撃された時のとっさの交わし方など言葉スキルを学ぶべき 笑いに変えて両者が傷つかないようにする
●ポジティブを必要以上に強要されるのは、自然なネガティブを許さないなど、胡散臭い
●正義中毒 例ペプシチャレンジの脳のトリック
●脳は空気を読む機能が働いている時、誰かの思いを無意識に察する
●日本含むアジア圏は、サイコパシーの高い割合が少ない だから空気に流されると言っても良い
●ウソつき脳には、ウソをつきたい欲求が人より多い
●耳障りの良い言葉は、不都合と真実のセット
●大きな変化の後には、弱者が犠牲になりやすい また適応過ぎた者も新しい環境では生き延びれない
多様性でなく、「選択と集中」で柔軟性を失った者は、ひとたび環境が変わると滅びてしまう
●自己責任論を説く人のほとんどは恵まれた位置にある人
●うつ症状がある人の方が優秀な実験もある
●バイオアート、チューインガム等からから採取したDNAから、その人の顔が復元できる
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