読了(ミチルさん、今日も上機嫌)原田ひ香
★ミチルさん、今日も上機嫌

若い人達に人気の作者
バブル期を享受した45歳バツイチのミチル
三か月前に彼氏と別れ、スーパーのパートの面接にいくも不採用で落ち込む
やがて、チラシのポスティングで糊口をしのぐ日々
あるのは、元夫から譲られたマンションと貯金三百万円
最初ミチルは何か嫌な感じの書きぶり、でも読み進めるうちに
チラシ配り、値下げ交渉屋さんの人たちとの良い出会いがあり、自分なりの生き方をつかんでいく物語
その他
●ミチルがチラシ配りの先輩佳代子さんに、スマホを購入をサポート
お年寄りは、スマホ業者のいいなり?なんでも言うなりに入っちゃうところを上手く交渉、リーズナブルに契約することに
●ミチルは内心将来に不安を抱えながら、、プライドが邪魔をして嫌になっちゃいそうなところもリアル
●やがて、チラシ配りのチラシ(賃貸物件の家賃交渉)から、 家賃交渉専門の会社からスカウトされ、かつて勤めていた会社の営業補佐していたころの「腕」 を取り戻して
「今、何かから脱却したことを感じた ずっと美しいずっとモテる女の子の前で体から何かが抜け落ちていった それは喪失感や失望でなく、これからずっと楽に生きていける切符を手に入れたような、力のぬけた喜びだった」と
●中盤、ミチルのバブル期上司から「人生は長い この年になっても楽しいことは沢山ある」
●終盤、自分探しをしている大学生・優奈から「私、自信がないんですよ だから全部知っておきたい そうじゃないと一歩も踏み出せない気がする」
●しっかりしている優奈にミチルは「こんなあたしでも生きていける だから大丈夫 優奈ちゃんみたいなしっかりした女の子が、これからどんな社会をつくるか、みてみたいな」
ミチルが長いトンネルを抜け、逞しく生き抜く姿が見れ、読後感は良かったです
お読み頂きありがとうございます
素敵な一日をお過ごし下さい
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