読了(ナイルの聖母)スコラスティック・ムカソンガ
★ナイルの聖母
NOTRE - DAME DU NIL
大西愛子 / 訳

アフリカ・ルワンダ、ミッションスクール(カトリック)ナイルの聖母学園が、舞台の小説
戦後最大のジェノサイド(ツチとフツ民族対立、ツチに対する大量虐殺100万人?)、ルワンダ動乱の前日?予感させる学園物語
学園は、女性の地位向上のために作られたといいながら
女子のために、都会の誘惑から守るために建てられている(山)
さまざまな良縁に恵まれるように、処女のままでいるように
学園の寄宿生は、大臣、高位の軍人、ビジネスマン、裕福な商人達の娘達
親の政治に欠かせない
作者が、在籍していたリセ・ノートルダム・ド・シトーがモデル
作者は、1994年のルワンダ動乱で、家族・親族37人を亡くしたが、自身は兄と国外に逃亡 その後、10年たってからルワンダに帰還
作品は、ひとりひとりの生徒のキャラクターと、それぞれの事情ごと、12にまとめられています
●フツの政治的な役割として、ある生徒が学園全体を扇動していくところ、社会の縮図として描かれている
●ジェノサイドの遠因は、ベルギーの植民地時代の政策にあるといわれている
●西欧の啓蒙活動と、もともとある文化や伝統とのせめぎ合い
●肌が白い方が美しいと信じている生徒
●学園内のいじめ
●白人との間でできた子供
●ルワンダの大統領の娘をベルギー王室に差し出す計画
ネットでは、ジェノサイドには、フランスの関与も取り上げられていて、元マクロン大統領がルワンダを訪れ、フランスの責任を認めています
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