goodday20221010のブログ

読書日記、たまに暮しを綴ります

読了(宮廷神官物語11)榎田ユウリ

60代からのさじ加減ブログ

★宮廷神官物語11


聖なる白虎の伝説(表紙)が、残る麗虎国



美貌の宮廷神官・鶏冠は、王命を受け、奇蹟の少年=天青(主人公)を探す



「慧眼(えげん)」は、人の心の善悪を見抜く力があるという



天青が、立派な慧眼児になるための物語というよりは、隷民出身の神官・鶏冠が次世代の大神官になるまでの物語



国栄える時、白虎あらわる

白き虎を従えるは慧眼児なり

その者、輝ける蒼き双眸にて、衆生を導く 自らに問えば、青き石が(できる)と答える と



🍀物語の流れ


生き別れた弟・葉寧のため、恋人花梨を救いだした鶏冠 


しかし、頭を打ち記憶喪失に 天青は記憶喪失になった鶏冠を元に戻すため、慧眼の力を使い、


敵対する苑遊(先輩神官)と共に、鶏冠の精神野へと入りこむ 


二人のおかげで、鶏冠の記憶も蘇り、苑遊の悲しい過去も明らかに



●弟・葉寧と引き離され出自(隷民)を隠し神に仕える鶏冠


●山深い寒村で蔑まれ育った孤児・天青


●外国から兄弟で、慧眼児として捕らえられ、兄を亡くした苑遊


それぞれ傷みを抱えた者達が、数多の困難に遭いながらも深い絆で結ばれ、


王国を覆う暗雲を吹き払い、意志と力を育み成長して行く



白虎と慧眼児に守られた麗しの王国、永遠に



🍀王の言葉

そなたも覚悟せよ

そなたは隷民でありながら、神官でもあり続けるのだ、そういう生き方を受け入れるのだ



🍀苑遊の言葉

国のために重要なのは王だけでない 


その臣下、貴族、文官、武官、神官を巧みに采配することが肝要 王の人徳だけで世が安寧になるなど、夢物語にも等しい



信頼できるものは遠い地をまかせ、信頼できぬものほど側に置き、巧みに使わなければならない 



人間のほとんどは私利私欲にまみれているから、それを利用するだけだ 



狡猾な悪人でも有能ならば使う 国を動かすのは、きれいごとでない 



善人だろうと時には人柱になってもらう 



悪人ならば、見せしめの処刑をすればよい 



身分の貴賤を問わず使えるものは使う 



廃すべきものは廃す 王の参謀として、苦痛は伴うが、、



♦苑遊は、天青(鶏冠をとった)に嫉妬? もし天青が、慧眼児として見出されなければ、苑遊もこうはならなかったと、、


苑遊は、唯一の弱みである鶏冠への思い(BL)で、極悪人にはなりきれませんでした〜


辛い目に遭い続けた鶏冠は、皆んなから守られる姫ポジション😁


都合よく出来過ぎでしたが、綺麗に終わりました〜



🍎 🍊 🍌 🍇 🍉 🍑 🍓


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