読了(宮廷神官物語11)榎田ユウリ
★宮廷神官物語11

聖なる白虎の伝説(表紙)が、残る麗虎国
美貌の宮廷神官・鶏冠は、王命を受け、奇蹟の少年=天青(主人公)を探す
「慧眼(えげん)」は、人の心の善悪を見抜く力があるという
天青が、立派な慧眼児になるための物語というよりは、隷民出身の神官・鶏冠が次世代の大神官になるまでの物語
国栄える時、白虎あらわる
白き虎を従えるは慧眼児なり
その者、輝ける蒼き双眸にて、衆生を導く 自らに問えば、青き石が(できる)と答える と
🍀物語の流れ
生き別れた弟・葉寧のため、恋人花梨を救いだした鶏冠
しかし、頭を打ち記憶喪失に 天青は記憶喪失になった鶏冠を元に戻すため、慧眼の力を使い、
敵対する苑遊(先輩神官)と共に、鶏冠の精神野へと入りこむ
二人のおかげで、鶏冠の記憶も蘇り、苑遊の悲しい過去も明らかに
●弟・葉寧と引き離され出自(隷民)を隠し神に仕える鶏冠
●山深い寒村で蔑まれ育った孤児・天青
●外国から兄弟で、慧眼児として捕らえられ、兄を亡くした苑遊
それぞれ傷みを抱えた者達が、数多の困難に遭いながらも深い絆で結ばれ、
王国を覆う暗雲を吹き払い、意志と力を育み成長して行く
白虎と慧眼児に守られた麗しの王国、永遠に
🍀王の言葉
そなたも覚悟せよ
そなたは隷民でありながら、神官でもあり続けるのだ、そういう生き方を受け入れるのだ
🍀苑遊の言葉
国のために重要なのは王だけでない
その臣下、貴族、文官、武官、神官を巧みに采配することが肝要 王の人徳だけで世が安寧になるなど、夢物語にも等しい
信頼できるものは遠い地をまかせ、信頼できぬものほど側に置き、巧みに使わなければならない
人間のほとんどは私利私欲にまみれているから、それを利用するだけだ
狡猾な悪人でも有能ならば使う 国を動かすのは、きれいごとでない
善人だろうと時には人柱になってもらう
悪人ならば、見せしめの処刑をすればよい
身分の貴賤を問わず使えるものは使う
廃すべきものは廃す 王の参謀として、苦痛は伴うが、、
♦苑遊は、天青(鶏冠をとった)に嫉妬? もし天青が、慧眼児として見出されなければ、苑遊もこうはならなかったと、、
苑遊は、唯一の弱みである鶏冠への思い(BL)で、極悪人にはなりきれませんでした〜
辛い目に遭い続けた鶏冠は、皆んなから守られる姫ポジション😁
都合よく出来過ぎでしたが、綺麗に終わりました〜
🍎 🍊 🍌 🍇 🍉 🍑 🍓
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